ワード(Word)とエクセル(Excel)の使い分け
以降、Word、Excelと記述します
一般的に
Wordは“文書作成ソフト”と呼称します。
Excelは“表計算作成ソフト”(スレッドシート作成ソフト)と呼称します。
WordとExcelはマイクロソフト社(Microsoft)の固有製品名です。とはいえWordとExcelという名称がまかり通っていますのでWordとExcelで説明していきます。
WordとExcel は目的にあった使い方が行われていない現状があります、このようなことは資料作成工程に無用な時間を費やしてしまいます。
現状を解決する為に、WordとExcelとの違いを明確にしていきたいと思います。
WordとExcelを下記のように概要を比較すると(詳細な部分は多々有りますが)
情報入力方法 | 情報単位 | 情報属性の種類 | |
Word | 日本語入力システムによる IME ATOK が主流 |
文字、語、行、文、セル、ページ | 文字、図(写真なども) |
Excel | 文字、語、行、文、セル、列 |
のようになるが、情報単位において差がある。目的にあった使用方法をしないのは情報単位の処理に気づかず(知らない?)・無視して資料作成を行っていることにあります。
Wordにおいて「表作成」方法を知らない Excelは表の形がとりあえず出来ている。ワード(Word)とエクセル(Excel)で表を作る3種類の方法参照 |
左記の2つの要因が元で、表を必要とする資料作成は何でもExcelで ということになってしまう? |
Excel | Word |
文の処理が、筆記イメージと異なる。 改行処理もAlt+Enterとしなければならない。 |
文の処理を行う為に、セルの属性を変更しなければならない |
行追加という処理は意識しなくてすむ(行は表示されている。) | 行追加という処理を行う必要がある |
見た目、セル内に配置されているようだが印刷してみると文字が印刷されない | 自動的にセルの幅でおりまげる。 |
セル内の文字書式は同一でなければならない | 文字ごとに文字書式の指定は可能 |
各列幅は同一でなければならない | 行ごとに指定可能 |
セル(cell)の取り扱い方が異なることをよく理解すべきです。 | |
・・・などですが、この差を理解するために例題を作成しましたのでこちらをクリックして下さい。 |