「コンピュータのリテラシー」

コンピュータのリテラシー

初心者がまず知るべきしくみ・使い方・安全のポイントをやさしくまとめました。目的を持って学べば、すぐに役立ちます。下記は目次です。

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はじめに

「リテラシー」とは読み書きの力を意味しますが、ここでは「コンピュータを正しく理解し、安全に使う力」を指します。スマホが普及した今でも、パソコンには特有の考え方が必要です。まずは『しくみ』と『目的を持つこと』を押さえましょう。

Ⅰ コンピュータとは └─ 1. 情報処理の流れ(入力→演算→出力) └─ 2. ハードウェアとは(目に見える部分) Ⅱ ソフトウェアのしくみ └─ 1. OSとは(全体を動かす土台) └─ 2. アプリケーションとは(目的別に使う道具) └─ 3. ハードとの関係(橋渡し)

ハードウェアとソフトウェア

コンピュータは主に「ハード(目に見える機械)」と「ソフト(動かすためのプログラム)」で構成されます。

主な構成要素
役割名称説明
入力キーボード・マウス・タッチ情報を入れる
演算CPU(中央処理装置)計算や判断を行う
記憶メモリ・ストレージ(SSD/HDD)一時・長期の保存
出力モニター・プリンター結果を表示する
コンピュターの動き

図―1 コンピュタ動作の概念

例:電卓に「1+1」と入力 → CPUが計算 → 結果「2」を画面に表示。これが情報処理の流れです。
デスクトップ コンピュタ ハードウェア概要図

図―2 デスクトップ コンピュタ ハードウェア概要図

ハードウェアとソフトウェアの三層構造図

図―3 ハードウェアとソフトウェアの三層構造図

Ⅱ ソフトウェアのしくみ

OS(基本ソフト)

OSはパソコンを動かす土台です。代表例:Windows 11、macOS、ChromeOS。OSはハードとアプリの間で働き、操作を助けます。

アプリケーション

目的に合わせて使うソフトです。文書作成、表計算、画像編集、オンライン会議など。近年はクラウド(ブラウザで使えるアプリ)も多くなっています。

Ⅲ コンピュータの使い方・考え方

目的を持つ

まず「何をしたいか」を決め、それに合う道具(ソフト)を選びます。目的が明確だと学習が早くなります。

データの扱い方

保存・整理・バックアップを習慣に。削除や上書きは元に戻せない場合があるので慎重に操作しましょう。

セキュリティ

  • ウイルス対策ソフトの導入
  • 強いパスワードと二段階認証の利用
  • 定期的なバックアップ(クラウドや外付けドライブ)

Ⅳ よく使われるソフト

ソフト用途備考
Word文書作成書類・案内文
Excel表計算・集計家計簿や集計で便利
PowerPoint / Googleスライドプレゼン資料会議や発表に使う
Canva / 画像編集簡単なデザイン作成チラシやSNS用画像に便利

ヒント:Wordで表を作るより、Excelで集計したほうが効率的なことが多いです。目的に合わせた道具選びを意識しましょう。

Ⅴ 現代のパソコン環境(2025年)

  • オンライン会議:Zoom、Microsoft Teams、Google Meet が主流。カメラとマイクがあると便利。
  • クラウド保存:OneDrive、Google Driveでデータを同期すると、どこからでもアクセス可能。
  • ミニPCやタブレットPC:小型でも高性能。省スペースでの利用に最適。

まとめ

コンピュータを使いこなすには「基本を知る」「目的を持つ」「安全に使う」の3点がポイントです。最初はむずかしく感じるかもしれませんが、少しずつ実践すれば必ず身につきます。

ここに書いた内容は初歩中の初歩です。この事を理解した上で、
パソコンを買う前に・買った後にをご覧下さい

Zoom(オンライン会議対応)ができるパソコン

Zoom(オンライン会議対応)のソフト&パソコンの仕様(下記参照)

ノートパソコンの場合

  • スピーカー/マイク:ステレオスピーカー内蔵/デジタル(クワッド)マイク内蔵(デジタルマイクの音声は、スピーカーおよびヘッドホン・ラインアウト兼用端子から直接出力できない製品もありますません。)
  • Webカメラ:フルHD Webカメラ内蔵(有効画素数 約207万画素)Windows Hello対応
  • が必要です。