Wordを使いこなす：ページレイアウトを使用して余白を作る

Wordでページレイアウトを使って余白を作る主な理由は、文書の見栄えを良くし、読みやすさを向上させるためです。余白は、文字とページの端との間の空白部分であり、この空白の調整によって、文書全体のバランスや印象を大きく変えることができます。

余白調整による効果

• 読みやすさの向上:
  • 文字と文字の間、行と行の間、そして文字とページの端との間に適切な余白を取ると、目が疲れにくくなり、集中して読むことができます。
  • 特に、小さな文字サイズや複雑なレイアウトの文書では、余白の調整が特に重要です。

デザイン性の向上:

• 余白の広狭、上下左右のバランスを変えることで、文書に様々な表情を与えることができます。
• 例えば、広い余白はゆったりとした印象を与え、狭い余白は緊迫感や洗練された印象を与えるなど、文書の目的に合わせたデザインが可能です。

印刷時の見栄えの向上:

• 印刷時には、余白が十分にないと文字が切れてしまったり、図表がはみ出してしまったりする可能性があります。
• 余白を適切に設定することで、印刷時の仕上がりが美しく、読みやすい文書を作成することができます。

余白設定のポイント

• 文書の種類と目的:
  • レポート、論文、プレゼンテーション資料など、文書の種類によって適切な余白は異なります。
  • 例えば、レポートではフォーマルな印象を与えるためにやや広い余白が一般的です。

文字の大きさ:

• 文字が小さい場合は、余白を少し広めに設定することで読みやすさを向上できます。

図表の配置:

• 図表の周囲には、十分な余白を取ることが重要です。

見開きページ:

• 見開きページの場合は、内側の余白を狭くして、一体感のあるレイアウトにすることも可能です。

ページレイアウトを使用して余白を作る

まずはWordのツールバーの「ページレイアウト」をクリックします。

図―１

余白を作る方法は2通りありますが、ここでは、Ａ４横書きの文書を想定します。
通常は、「余白」というボタンをクリックすると下図が表示されます。

図―２

左図の該当箇所をクリックすれば、表示されている空白域が設定されます。

もう一つの方法は“ルーラー”を使用する方法です。

図―３

赤丸で囲った部分の白い部分と灰色部分の教会にカ－ソルを置くと左右矢印（⇔）が表示されたたら、左右あるいは上下に動かして空白域を設定します。（上図は上段部分です、ページの最下段左側にもあります）

上記を施したページ？

下記からダウンロードしてください。

• 無地:docx
• 無地でヘッダー＆フッター入り:docx

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