子育てが終わったから、定年になったから、忙しいけれど一念発起してなど、時間の作り方は様々でしょうが、
これから山登りでもはじめてみようと思った方は、日本にどんな山があり(日本の100名山をご存知ですか?)、どんな登られ方ををしているのか、
山登りの全体像を把握する努力をすべきでしょう。
全体像把握の方法として山岳雑誌の定期購読がお勧めです。
「こんな山に行きたいと言う動機がうまれ、全体像把握の主な情報源」
「ある山の状況を把握し、コースなどを決めるときの主な情報源」
「宿泊:交通手段などを決定するときの主な情報源」
他人のプランにせよ、自分のプランにせよ、そのコースが自分の体力に見合ったものであるか否かは考えてみる必要がある。
健康で、並み体力の中高年の場合、初めての山登りになるのだとしたら、所要時間が4時間から最大6時間くらいで
標高差が600mから800m程度のコースを選んでおくのが無難でしょう。
登山計画書を作成とは、安心度の自己チェックにもなり、周りに伝えることにより案心度が高まるというものです。
ニュース:後ろめたいから?7割が登山届出さず…「お忍び」で低山登り、遭難相次ぐ
宿泊の確認・予約 | 山小屋の予約が必要か、前泊や下山後の宿の予約など |
交通機関の確認・予約 | 電車、バスなどのダイヤの確認、タクシーを含め事前の予約が必要な場合はその手配を。 自家用車を使う場合は、どこに集合し、どう乗り合うのかを指示。 |
装備の確認とパッキング | 日程にあった装備の準備と個々の点検、消耗品の手配。ザックへのパッキングなど。 また共同装備などパーティ全体でそろえるものの手配や調整 |
食料 | 行動食やテント泊の場合は朝夜の食事のプランと購入 |
地形図・地図 | 登る山の地形図や登山ガイドマップ、周辺の地図などの情報を入手 |
皆さん登山計画書(登山届け)を出していますか?必要だと思っていても「低山だから書く必要はない」「書き方がわからない」など提出しない理由はいろいろありますよね。でも、ちょっと考えてみてください。あんなに広い山で大切な人が迷った時、一体どこから探せば良いのでしょうか?その手がかりになるのが、登山計画書です。今は手書きでなくてもWEBやアプリで簡単に作成できるんです。まずは一度、登山計画書を書いてみましょう。 スマフォで登山計画を作成していただくツールとして、登山前や登山中、そして次の山行の備えに役立つサービスを提供します。山や自然を安全に安心して楽しむことを目的に、全国の自治体や警察とも協定を締結し、山岳ネットワークを拡充しています。 コンパス