厚生労働省の、「健康意識に関する調査」平成 30 年 3 月より
「ある程度健康によいと思う」57.5%が最も多く、次いで「あまり健康によいとは思わない」32.2% などとなっていた。一方で、実際の飲食の程度については「何度か試したことはある」 38.9%が最も多く、次いで「時々飲食している」30.0%などとなっていた。
ゆっくり歩くウオーキングの運動強度は、最大体力[最大体力=最大酸素摂取量(VO2max) 1分間に体が取り込むことができる最大酸素量のこと。]の30~40%程度に相当します。一方、ややきついと感じて軽く息が弾む程度の早歩きの運動強度は、最大体力の60~70%に相当します(注:普段あまり運動習慣がない人の場合)。 「最大体力の60~70%に満たない低強度で運動するとき、エネルギー消費量のうち、60%は脂肪、40%はブドウ糖や炭水化物が燃焼しています。一方、強度を少し上げて最大体力の60~70%で運動するときは、脂肪燃焼はエネルギー消費量の20~30%だけになります。つまり、ゆっくり歩くほうが脂肪が燃焼する割合が多いのです。このことから、低強度の運動を長く行うほうがダイエット効果は高いと言われています」。
1カ月間に自身の健康のための出費してもよいと考える金額、実際の出費額についてみ ると、出費してもよいと考える金額は平均 3,908 円であり、実際の出費額は平均 3,049 円 であった。なお、ここでいう「健康のための出費」とは、いわゆる健康食品やドリンク剤、 運動・フィットネスのための施設利用料や運動・健康器具の購入費のことであり、医療費・ 介護費・薬剤費は含めていない。