経産省、モノづくり支援に1000億円−第2次補正予算 中小の生産性向上へ
経済産業省・中小企業庁が2016年度第2次補正予算案に盛り込むものづくり補助金を含めた「地域未来投資促進事業」の予算規模が1001億円となることが明らかになった。経産省の補正予算の目玉政策で、ものづくり補助金を5年連続で行うのに加えIT導入支援や海外を中心とした需要開拓支援も盛り込んだのが特徴。第2次補正予算案を24日の閣議で決定し、秋の臨時国会に提出する。
地域未来投資促進事業の下で、中小企業のITを活用した経営改善・効率化から国内外での需要開拓、革新的な試作品開発や生産プロセスの改善までを一体的に支援するとともに、経営者にこれらの重要性に対し気付きを促す狙い。ものづくり補助金で700億―800億円、IT導入支援と海外展開による需要開拓支援で200億―300億円を想定する。
平成28年度総務省所管 第2次補正予算(案)の概要
の大項目
【経済対策】
Ⅰ.一億総活躍社会の実現の加速 165.6億円
Ⅱ.21世紀型のインフラ整備 99.1億円
Ⅲ.英国のEU離脱に伴う不安定性などのリスクへの対応並びに中小企業・小規模事業者及び地方の支援 7.0億円
Ⅳ.熊本地震や東日本大震災からの復興や安全・安心、防災対応の強化 703.6億円
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