テレワークを実施する NO.2
コロナウィルスにより、「緊急事態宣言」が発令されました、俄然、「テレワーク」を実施するしなければならない状況となりました。
時間外労働等改善助成金(テレワークコース)は働き方改革推進支援助成金(新型コロナウイルス感染症対策のためのテレワークコース)となりました、テレワークを導入しやすくなりました。
テレワークの基本的考え方は、とりあえずテレワーク、テレワークを実施するをご覧ください
今回は、テレワークを実施するための環境作り(パソコン、インターネット回線、ソフトウェアー(アプリ))を紹介します。
働き方改革推進支援助成金(新型コロナウイルス感染症対策のためのテレワークコース)
簡単なテレワーク導入
会社で使用している PC を社外に持ち出し、主に VPN 経由で業務を行う方式です。
実際に採用する場合は、企業から従業員に対して、情報漏えい対策等の十分なセキュリティ確保のほか、私的利用の制限等の技術的な機能制限をしておく必要があります。
PC に多くの業務データが格納された状態で社外へ持ち出すこととなるため、PC の盗難や紛失による情報の漏えいが発生する恐れがあります。そのため、企業側からテレワーク専用の PC を貸与する場合は十分なセキュリティ対策がなされたものを用意することが必要です。たとえば HDD の暗号化、外部メディア接続の制限、多重認証や生体認証
等の複雑な認証要求、のぞき見防止フィルターの利用等です。
システムの導入条件はありませんが、オフィス外へ持ち出す PC 自体のセキュリティ対策を十分に行うこと、従業員がセキュリティポリシーを十分に理解して遵守することが求められます。
最もセキュリティに対して慎重な対策を求められる方式ですが、情報システム部門等の ICT 管理の専門部門が定期的に端末のセキュリティチェック等を実施することができれば、実施は可能です。そのため、規模が小さい企業がテレワークを最初に導入する場合には、比較的取り入れやすい方式です。
急激なテレワーク実施でマイクが品薄になっています
サンワサプライヘッドマイク(有線タイプ) MM-SPHM2 1個【×2セット】
コミュニケーションツールの利用事例
経産省は中小企業向けのテレワーク推進支援策として、補助金の拡充や相談体制の強化を進める。特に、中小企業生産性革命推進事業の一部として実施する「IT導入補助金」については補正予算の成立を前提に、補助率を2分の1から3分の2に引き上げる。さらに2020年4月7日まで遡って、パソコンなどのハードウエアのレンタル費用も含めて、最大450万円まで補助する。これまで同補助金の対象はソフトやサービスだったが、ハードにも広げた格好だ。
もっと、簡単な方法はSkypeを使用して下さい
SkypeはWindowsパソコンや高めのスマートフォンにはインストールされています
Skyoeの使い方をご覧ください
在宅勤務の方が効率的」との声、一方で課題も 大阪商工会議所が調査
同所が実施した「新型コロナウイルス感染症への企業の対応に関する緊急調査」に回答した企業のうち、新型コロナウイルス感染対策として在宅勤務などのテレワークを実践している企業は全体の18.2%だった。資本金3億円以上の企業ではこの割合は54.7%で、1000万円~5000万円の企業は5.8%と、事業規模によって差が見られた。以前から従業員にWebカメラ付きPCを支給し、在宅勤務の体制を整えていた企業からは「在宅勤務の方が効率が上がる」といった意見があった。一方でテレワークを実施しない企業からは「FAX(ファクシミリ)での注文が多く、会社でしか確認できない」点や「顧客から会社に頻繁に問い合わせの電話がある」点が障壁になっているとの回答があった。調査期間は2020年3月3日~10日。同組織の会員企業489社が回答した。(発表:大阪商工会議所<2020年3月12日>)