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「ダボス会議」/世界経済フォーラム(WEF)
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2025年1月20日–24日
世界経済フォーラム年次総会2025
「インテリジェント時代における連携」
スイス、ダボス・クロスタース
「年次総会 2025」には、世界のリーダーたちが集結。重要なグローバルおよび地域の課題に取り組みます。これには、地政学的なショックへの対応、生活水準の向上を目指した成長の促進、そして公平で包括的なエネルギー転換の推進が含まれます。
世界経済フォーラムとダボス会議の違いは何ですか?
ダボス会議とは、世界経済フォーラム(WEF)が開催する年次総会を指す。 毎年1月に、スイス東部の保養地・ダボスで開かれることから、通称“ダボス会議”と呼ばれている。 WEFの年次総会がスイスで開催される理由は、同団体の本部がスイス・ジュネーブに置かれているためだ
ダボス会議とは? 開催場所・参加者・主催者
ダボス会議とは、世界経済フォーラム(WEF)が開催する年次総会を指す。毎年1月に、スイス東部の保養地・ダボスで開かれることから、通称“ダボス会議”と呼ばれている。WEFの年次総会がスイスで開催される理由は、同団体の本部がスイス・ジュネーブに置かれているためだ。
ダボス会議の目的は、世界各国のさまざまな業界のトップを招き、世界経済や環境面での課題の解決に向けて議論を交わすことである。ダボス会議に招かれるのは、世界を代表する政治家や実業家たちだ。
2022年のダボス会議はコロナ禍を理由に例外的に5月に開催されたが、参加者の数は約2,500人にも上った。その内訳は、政府代表300人、企業のリーダーたちが1,250人以上。また、これからの時代を担うイノベーターやパイオニアたちが100人近く、さらにはNGOや社会起業家、学術界、労働団体、信仰団体、宗教団体から200名以上のリーダーが参加した。会場にはさらに、400名以上のメディアリーダーや報道関係者が集った。(※1)
2024年のダボス会議のテーマを見てみよう。
テーマは「信頼の再構築」
2024年のダボス会議のテーマは「信頼の再構築」。ロシアによるウクライナの進行や、イスラエルによるガザでの軍事衝突をはじめ、世界で分断が拡大している。そのため、問題の根本に目を向け、互いに信頼できる社会の再構築が求められている。
また、近年開発の目覚ましいAIに関することも議題となる。あらゆる業界で急速に進むAIの利用にともない、偽の情報が生まれるなど、大きな懸念点も生まれつつある。AIが世界経済の成長に貢献する可能性がある一方で、AIの規制についても対応が必要だ。
さらに気候変動のような環境問題への議論も鍵となる。2023年は観測史上もっとも暑い年となった。再生可能エネルギーの積極的な活用など、世界規模での早急の対応について、議論しなければならないだろう。
世界で注目されるダボス会議に関心を
毎年一度、スイスで開かれるダボス会議。「冷ややかなエリートの集まり」「無駄なおしゃべりの場」「金持ちクラブ」などと皮肉られることも多いのは事実だが、WEFと世界のリーダーたちが果たしてきた役割を振り返ってみれば、その功績は非常に大きいと言えるだろう。
近年、ダボス会議で開催されるセッションのなかには、SDGsとの関連が深いテーマも多い。2023年1月開催予定のダボス会議にも、ぜひ注目してみよう。
※1 世界経済フォーラム年次総会2022、スイスのダボスで開催|世界経済フォーラム
※2 世界経済フォーラム50年の軌跡とこれから:年次総会のハイライト、そしてその先へ|世界経済フォーラム
※3 持続可能な開発目標(SDGs)のクラウドソーシング|世界経済フォーラム
世界経済フォーラム「持続可能な開発インパクト・サミット 2019」開催|世界経済フォーラム
観葉植物を部屋に飾る効果6つのメリット
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